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こだわりの家づくりについて熱く語る

外観デザイン

2019年8月20日 10:56

外観デザインについて。

 近年は、軒の出の無いデザインが多く見られます。僕も昔はお客様に求められて納何度かやってみましたが、結論から言うと、絶対おすすめできません。(僕がやったのは外壁がガルバです。窯業系サイディングでは全体NGです)

 富山県の年間降水日数は全国で2位です。しかも1位の金沢と1日違いの2位です。実質ナンバー1ですね。そんな富山で軒を出さないリスクを研究してきました。外壁は雨で濡れると含水率が上がります。その後乾燥すると伸びたり縮んだりします。特に横張りサイディングは横に3000㎜(3m)あります。それをコーキングで止水処理しますが、仮に0.1%収縮したら3mm縮みます。左右で6mm縮みますから、コーキングの巾が当初の10mmから最大で16mmになります。

 コーキングは2点留めが基本です。(左右のボードには接着させるが、裏側の目地奥には接着させない。)2点で接着させることで、伸びが出ます。(よく言う、動きに追従するです。)しかし、コーキングはゴム系です。輪ゴムを想像してみてください。古くなったゴムを伸ばそうとすると切れてしまいます。コーキングも同じです。

 コーキングが亀裂すれば外壁の内側に雨水などが浸入します。躯体外側には防水シートが施してありますので即雨漏りとまではいかないものの、防水シートが常に濡れている状態になります。そうなれば壁内結露を助長させます。また、木の場合も一緒ですがサイディングボードも小口(切り口)から水を吸い込みます。悪循環の始まりです。窯業系サイディングを使わないのがベストなのですが、どうしても使いたい時は、①軒の出を出来れば900mm出す。②横張りにしない。などの工夫が必要です。

通気と透湿について。

建物は結露します。(現代建築で結露しない家はありえません) その結露水をどこにどうやって逃がすのか。が家の保護、健康的視点で重要です。軒の無い家は屋根や外壁の通気と透湿の技術がかなり難しくなります。(ほとんどやっていないのが現状です)  軒の無い家で通気と透湿をやろうとすると、雨漏りのリスクが出てきます。近年ではデザイン重視にしたばかりに、結露や雨漏りの被害などの報告が、ネット上や専門誌などで多数取り上げられています。それなのに軒ゼロをやっているなんて。。。信じられません。

 

流行を追わない。

 流行は廃れます。最新というのは古くなるという事です。身近なものであれば洋服が一番例え易いです。ファッションは流行を追いすぎると来年か再来年には着られなくなる事もありますよね。今、壊されている馳駆30年の家も当時は最新です。パソコンも携帯電話も家電もデザインが古くなってしまいます。軒の出ゼロは建物の保護と言った視点からも流行と思われます。設計事務所が建てるような奇抜でないデザインが好ましいと思います。

 

◎ジュープラスは30年保証できる外壁の構造システムを考案しました。今月特許出願します。30年保証と言いますが、おそらく100年は腐りませんし、目地が無いので雨漏りもしません。住宅革命だと思います。軒の出も基本は900mmです。

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