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こだわりの家づくりについて熱く語る

地球温暖化と人の暮らしとの関係

2019年8月21日 06:24

 暑い日が続いたかと思えば、お盆明けから不安定な天気が続いていますね。夏休みの天気は、僕たちが子供の頃の思い出とは随分違う気候になっているように思います。

 広島での豪雨土砂災害や、台風の多さ、関東での雷など、地球温暖化による影響と思われる気象変動が本当に多く見受けられます。死亡者や被害に合われた方の映像などをみるたびに、すごく考えさせられます。

 産業革命や戦争後の高度成長期に我々の暮らしは随分変わってきました。便利になる一方で、二酸化炭素CO2の増加により、温室効果ガスが増え、地球がどんどん温暖化しています。すでに1800年頃の産業革命前と現在では世界の平均気温が1℃上昇しています。このままでは2050年には2℃上昇すると言われ、その影響は大変なものと予想されています。そこで、2℃上昇を1.5℃に抑えようという世界的な取組みがあります。もし、1.5℃以内の上昇に失敗した時の天気予報が世界気象機関(WMO)が主催してNHKが作成した2050年の天気予報というのがあります。また、気象庁が作成した2100年の天気予報も発表されています。一度、是非みてください。

 さて、私達の暮らしと地球温暖化の関係ですが、CO2の排出量は運輸部門、産業部門、家庭部門に分けられます。家庭部門の排出量は全体の15%程となり、その内訳は電気の使用による部分が約50%程です。コツコツと色んな所で削減が必要ですが、手っ取り早いのが電気の使用量を減らすという事です。電気を減らす?そんな不便な生活はできない!そう思うのが人です。そこで、色々な技術革新があります。

例えば、給湯などに使われているヒートポンプという技術です。エコキュートのことです。少し詳しく説明しますと、CO2の削減は一次エネルギーの使用を減らすことである程度実現できます。一次エネルギーとは石油や石炭、天然ガスなどの枯渇燃料のことです。発電で使われる石油や石炭は100を投入すると60がロスで40しか電気になりません。その後送電などで2のロスが出ます。家庭に運ばれる頃には38になっています。100が38ですから、もったいないですし、CO2を撒き散らしているようなものですね。ところがヒートポンプという技術は効率を3倍以上に上げてくれます。38×3=114です。100の一次エネルギーが114に変身します。すごい技術です。これの事をエネルギー消費効率(COP)と言います。エアコンなどの家電製品を購入するときは、省エネ性能をみると思いますが、それに良く似た性能がCOPです。是非COPの高い製品を検討してください。地球温暖化の防止につながります。

 家を基準以上の断熱化にして、使用する一次エネルギーを抑え、太陽光などで創エネする。が最近のZEHなどに代表されるエコ住宅の流れなのですが、難しいのが省エネとエコはイコールではないし、省エネでエコな家と快適はイコールではないです。暮らしで最も重要なのは「体感」です。なぜイコールにならないかは、熱の伝わり方の①伝導②対流③放射の③の放射(輻射熱、遠赤外線など)を日本の住宅は取り入れていないからです。また、産業廃棄物の事にはまったく触れていないのが今の日本の基準です。長くなりそうなので、続きは次回にしますね。

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