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こだわりの家づくりについて熱く語る

冬の結露と夏の結露

2019年8月23日 18:12

 昨日の夕方、久しぶりかな?妻と買い物へ行きました。昨日は比較的涼しくて、夕方は30℃を切っていたのではないかと思います。駐車場に車を留めスーパーへ近づいて行くと、窓ガラスが結露水でびっしょりでした。夏型結露です。

 僕がいつもお客様などに「夏にも結露する」と言うとほとんどの方は「エッ」と言って頭の中が?マーク。。。結露は空気が冷えた時に起きる現象です。冬の結露は、暖かい部屋の空気が冷やされ、窓や壁内で結露するのは理解できるはずですが、夏にも同じ現象が起きます。例えば昨日のケースを想像すると、外気温が30℃あったとして湿度が80%だったとします。その空気は26℃に冷やされると結露します。(空気線図から読み取れます)昨日のスーパーは中に入ると超冷え冷えでした。Tシャツ1枚の僕はとても寒く感じました。確実に26℃以下だったと思います。ですから窓ガラスは結露していたのです。このように夏にも結露は起きます。

 最近の家は高断熱なので大丈夫?

そんな神話を信じている方がほとんどのような気がします。断熱材を100mm入れようが、200mm入れようが、断熱材の冷たい側から1cmの部分は1cmの断熱効果しかありません。2cmの部分は2cmの断熱効果しかありません。春や秋の中間期は内外温度差がさほど発生しませんが、夏や冬は冷暖房により内外温度差が発生します。ですから断熱材の中で必ず結露します。この結露を防ぐのは技術的には不可能に近いぐらいです。問題は結露しにくい構造にすることと、結露水を逃がす構造になっているかです。北陸では冬の結露対策は当たり前になっていますが、夏型結露対策は皆無です。我が社でさえ近年に始めた構造ですから。。。ビニールクロスは必ず壁内結露しますよ!

 壁内結露すると、カビが生えます。その後腐朽菌という木などを腐らせる菌が発生します。タンスの裏や壁内が真っ黒になっているのは黒カビです。それを吸って何十年も暮らしているのですから、体調が思わしくありません。皆さん、カビの臭いって分かりますか?古い家へ行くと、古い家独特の臭いがしませんか?おそらくそれはカビの臭いです。でも、見渡してもカビは発見できません。壁内にいるからです。

 夏型結露対策をしていないとカビが生えますが、表面仕上げを珪藻土などの自然素材で塗り固めても、壁内結露対策をしていなければ何の役にも立ちません。自然素材の前に、結露対策です。厄介なことに、この壁内結露は少しずつ少しずつ発生しますから、新築のモデルハウスへ行っても発見できません。夏型結露について詳しく聞きたい方は、是非ジュープラスの見学会などへお越しください。

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