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こだわりの家づくりについて熱く語る

ZEH(ゼッチ)の家は暑い?

2019年8月26日 16:22

 国が推し進めるZEH(ゼッチ)=ゼロエネルギーハウスですが、急に補助金が120万(だったかな?)になり、ZEH元年と言われたのが確か2年前だったと思います。その後、出入りの業者さんから聞いた話ですが、その年は県内でZEH申請が30棟あったそうです。1位は11棟であの有名なメーカーさんです。2位は6棟で何とジュープラス。3位以下1棟1棟だそうです。ダントツの2位でした。何故そんなにやれたのか?というと、僕は国が推し進めるような情報を掴むのが早いのでどこよりも早く準備ができた事と、太陽光発電を除けばすでにそのような高断熱性能の家を建てていましたので、当時プラン中のお客様にZEH補助金もらって太陽光発電載せますか?と聞いただけです。

 翌年以降、ZEHの補助金は70万円になりました。あまりメリットを感じなくなり、ZEHはほとんどやらなくなりました。最大の理由は夏暑い家だからです。ZEHはあくまで一次エネルギー(石油や石炭などの枯渇燃料)の使用を抑えるのが目的ですから、夏をあんまり考えていないことが分かりました。もう少し詳しく言えば、温熱計算(暑い寒いとか省エネの計算のこと)には定常計算方法と、非定常計算方法があります。

 定常計算とは外気温が一定の時(日射進入の影響をあまり考えない、温度のみの計算)にやる計算方法です。対して非定常計算とは夏などに急に外気温が上昇した時、それも東から南、西へと太陽が移動する事もすべて計算する方法です。残念ですが日本の計算方法は定常計算です。

 何故、日本は定常計算にしたのか? おそらく、建築士のレベルが海外と比較して低いので計算できない。また、冷房と暖房のエネルギー使用量は7倍暖房のほうがかかるからです。夏はガンガンエアコンを付けて下さいと言っている様なものですね。ただ、直接当る冷気は不快にしか思わないので、エアコンは抑え気味になってしまいます。

 大切なのは室温ではなく、体感温度です。当初、僕たちも室温ばかり気にしていましたが、室温より体感だろうと気がつき始めました。そのための対策をここ数年やってきました。先日特許出願した全館空調もその産物です。今では大量に購入した温度計はダンボールの中に眠っています。

*ZEHなど、やらないわけではないですよ。ご相談ください。

 

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