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こだわりの家づくりについて熱く語る

快適=温度計ではなく、体感温度

2019年9月 3日 18:05

 先日、温度計の温度ではなく、体感温度が重要と書きました。そのことについて詳しく描きます。

 冬の事務所を思い出してください。ほとんどの事務所は、一生懸命に暖房をしても「足元が寒い」ですよね。室温は適度に上がっているのに。。。これが体感温度です。

 体感温度は内装の温度と関係があります。内装とは天井・壁・床に加え家具なども含みます。原理は、一生懸命に空気を温めても内装からの冷輻射熱を浴びていますので、温度計以上に寒く感じるということなのです。遠赤外線ヒーターの冷房版を浴びていると言ったほうが分かり易いでしょうか。もう少し具体的に言いますと、朝暖房を付けると空気がどんどん温められてきます。その過程で内装も温められてきますが、暖かい空気は上へ行きますので床は中々温まりません。ですから冬の事務所は足元が寒いのです。

 住宅の場合も同じ原理です。1日働いて帰ってきてもせっかくの家族団らんの時間は寒く感じてしまいます。休日など1日中家に居るときの夜は暖かいですね。

 さて、これを防ぐにはいくつかの技術を複合しなければいけません。まず、基本断熱性能がしっかりしていること。コスパを考えると今のところUa値0.4前後です。次に気密性能をしっかり。C値0.5以下ですね。次に全館空調にすること。内装温度を下げないようにします。次に内装材を蓄熱する素材にすることです。ビニールクロスではなく自然素材の珪藻土など。床は無垢材。ドアもラッピングされた新建材ではなく無垢がお勧めです。カーテンや障子なども有効です。テーブルも椅子も無垢がいいですが、やわらかい杉などの針葉樹のほうがお勧めです。

 そんな基本性能を持った蓄熱する内装にした場合、例えば窓を全開にして空気を入替えたとしても内装は蓄熱していますから中々冷めません。窓を閉めるとすぐに体感温度は回復します。空気の比熱はゼロですから室温は一気に下りますが、体感温度はすぐに回復するのです。

 恐らく、快適を追求していないビルダーさんは新建材のビニールクロスやラッピングされたドアや床を勧めているはずです。体感温度の快適を求めると結果的に自然素材の家になりますから、空気の質も上がります。そうなればリラックスできる空間になります。自然素材の家が健康住宅と言われる理由ですね。

 あなた、もしくはあなたの子供が、1週間こんな家に住んでみて!と言われたら、①天井も壁も床もビニールで包まれた部屋 ②天井も壁も床も自然素材の部屋。 どちらにしますか? これから50年以上住むことになる「家」は、ほんの少しのコストで自然素材になりますよ! ご相談ください。

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