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こだわりの家づくりについて熱く語る

木材の急騰

2021年4月16日 08:44

現在、木材が急騰しています。それだけでおさまらず、供給不足にもなっています。

元々木材価格は相場ですが、こんなに急激に値上がりするというのは、初めてのことです。

2月か3月頃から噂はありました。木材業者さん数社に確認すると「春に上がる」と言っていました。同業者さんは「知らない」と言っていました。なので、この頃は確信が持てず、お客様には言えない状態でした。今月に入り、新聞やネットでも報じられるようになりました。

おおまかな原因は、①アメリカが新型コロナウィルスの影響で金利を引き下げ、結果的に建築ブームになっている。②中国が新型型コロナが落ち着き、建築ブームが戻った。③コンテナ輸送費が急騰している。です。米松、ホワイトウッド、レッドウッドなどの輸入材が高騰し、杉などの国内材もつられて値上がりしています。しかも、これはここ数年は続くだろうと予想されています。

「高くても買える」が今までの値上がりでしたが、今回は「高値を出しても買えない」になってきている。という事です。

それにより、工期も約束しづらい状況になってきました。情報では、6月に一気に上がるとも言われていますので、早めの行動をおすすめします。

ここで考えなければいけないのが、日本人の価値観です。アメリカ人や中国人など他国の人たちは、木材を山ごと買うそうです。山にはSグレードからA・B・Cグレードの木があります。他国の人たちはグレードの低い木もうまく暮らしに溶け込ませています。日本人は、木や家づくりを、工業製品のように思っていますから、海外の木材業者にSグレードしか要求しません。しかも日本の需要はわずか。世界から見ると、こんなに面倒な客はいません。そんなに欲しいなら値を上げるぞ!が、今回の急騰の本音のように思います。日本人の家づくりに対する工業製品のような価値観は、もう世界から相手にされなくなってきました。

木には節もあれば、割れもある。月日が経てば反る。汚れも出る。隙間も出る。それが当たり前。それを楽しめる他国では当たり前の価値観を日本人も持つべきだと思います。

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