富山の家の冷暖房

富山の家の冷暖房
富山の家の冷暖房

富山の家の冷暖房 

太陽の熱を有効に使う

太陽の熱は生命の源です。人々は昔から太陽の熱を有効に使ってきました。富山県で身近に感じるのが世界遺産の五箇山合掌づくりです。
合掌づくりの家の屋根は、東西に配置されています。その理由は、①南北に配置すると、南面だけ雪が解けて、家のバランスが崩れる。冬の知恵です。②夏、かやぶき屋根に夜の間に露がたまり、日の出と共に太陽に照らされ水蒸気が出ます。それが気化熱となり夏に冷房無しで暮らせます。南面は軒の出が1m位出ていますから太陽の熱が直接住宅には入ってきません。究極のパッシブデザインです。夏の知恵です。

ジュープラスの家がパッシブデザインを採用しているのは、先人たちが数百年かけて辿り着いた知恵を参考にしています。

高温高湿度の夏と、北陸独特の低温高湿度の冬を過ごす知恵

富山の冬はほぼ毎日雨か雪が降っていますので、ほとんどの日で高湿度となります。たまに晴れた日は低湿度の日もあるかと思います。高温高湿度の夏と、北陸独特の低温高湿度の冬を過ごすための知恵をしぼる必要があります。

高湿度を防ぐにはエアコンでの除湿が一番手っ取り早いのですが、エアコンの風を直接浴びると不快感がプラスされてしまいます。快適に感じるには輻射暖冷房がいいと思いますが、湿度まで取ってくれません。エアコンとの複合的な採用がベストです。また、輻射暖冷房機は200万円~300万円と高額になりますから、予算の無い場合はエアコンによる全館空調がお勧めです。しかし、あくまで機械的な暖かさ、涼しさですから、これを防ぐにはエアコンの風を直接部屋に入れない工夫と、仕上げ材に自然素材を取り入れる事が重要です。そうすれば湿度も吸放出してくれますから、快適性はアップします。

現代建築は機械に頼りがちで、住宅会社も機械の自慢ばかりしていますが、快適な家づくりには、自然素材との融合が大切となります。建築用語で機械の事をアクティブと呼び、自然素材などの事をパッシブと呼びますが、アクティブとパッシブの融合がカギとなります。

ジュープラスオリジナルの全館空調「エアーD」

全館空調「エアーD」夏運転

全館空調「エアーD」冬運転