富山の注文住宅 外壁「JPウォール」

富山の注文住宅 外壁「JPウォール」

富山の注文住宅 外壁「JPウォール」

2023年01月24日
テーマ

外壁「JPウォール」のご紹介です。

ジュープラスは30年塗替えしなくても傷まない外壁「JPウォール」を多くの建物で採用させて頂いています。

上塗りに国産塗料を使用して30年、ドイツの塗料を塗れば50年期待できます。

 

「JPウォール」の原型はEIFS(エクステリア―、インシュレーション、フィニッシングシムテム)分かりやすく言えば、断熱材を利用した外装材の仕上げまでのシステムと言う事です。

分かりにくいですね。アメリカで良く採用されている外壁材で、近年ではアメリカ各メーカーの日本法人等ができ、国内でも多く採用されるようになってきました。

それで国内では「湿式外断熱工法」と言われるようになってきています。

残念ながら富山県で採用しているのを見かけたことがありません。そういう面を考えても、富山の建築は少し遅れているように思います。余談ですが。。。

 

富山で採用されない理由を考えると、知らない、外部下地に構造用合板などの面材を張らなくてはいけない、価格が高いなどが考えられます。

外部下地に構造用合板を張ると、透湿抵抗が発生します。つまり、壁内の湿気が外へ出ようとした時に合板の所で湿気が止まってしまって内部結露を起すリスクが高くなります。湿度の高い北陸では後に問題となります。

価格が高いのは採用のネックとなります。一般的に張られている窯業系サイディングの約2倍の価格です。

でも、仕上がりは美しく、経年変化も表面塗料のみで、板材そのものは傷みません。すごく魅力的な外壁材です。

北陸の外壁はほとんどが窯業系サイディング。これは10年~15年ごとに塗替えをしなくてはいけません。板材が傷むからです。100万円~150万円の費用がかかってしまいます。

これを何とかしなければ、北陸の街並みは綺麗になりません。家計も豊かにはなりません。

 

そこでジュープラスの開発が始まりました。

 

何とかして上記2つの問題を解決したい。。。試行錯誤しましたが、僕の前職(本職?)は塗装です。JPウォールの技術開発に関してはそんなに難しくは無かったです。

他社の半額、窯業系サイディングと同価格にすることに成功しました。

実績は10年以上。目立った割れ、汚れは発生していません。数年経過後、特許出願となりました。(取れればいいなぁ)

 

10年経過したお客様から、外壁点検と塗り替え相談が来ますが、点検して「塗替えはまだまだ必要ありませんよ!」と言うと、皆さん「よかったー。友達や知人は10年で塗り替えして多額の費用がかかったと聞いていたので。。。」と、ほっとされます。

 

一番評判の良い建物が、サムネイル画像の建物です。同業の方、職人の方、近隣方、不動産の方などから絶賛を頂いています。雄山中学校のほぼ前に建っています。

色は各色出来ますが、白が美しいように思います。

白が選べる外壁材は、あまり無いですよね。

また、目地が無いので美しく見えるのだと思います。

                                                                    建築家 永森 裕章